Dapperは、ガス代が無料になるウォレットとして注目を浴びている。クレジットカードでもイーサリアム(ETH)を購入できるというので試してみた。
DapperをChromeに追加する
Dapperは、Chromeで動いてくれる拡張機能。DapperからダウンロードするとChromeに追加が表示されます。クリックすると、最終確認「 Dapperを追加しますか?」が表示され、拡張機能を追加する。これだけで時間はかからず、インストールはすぐに完了。
ツールバーにアイコンが表示されるので、クリックしてサインアップする。
メールアドレスとDapperログイン用のパスワードを入力してGet started。パスワードは後から変更することもできます。
次に電話番号の入力でになります。初めに+1になっているところを日本の+81に変更、0を引いた電話番号を入力する。090なら90から。送信するとSMSで6桁の数字が届くので次の画面で入力します。
登録したメールアドレスを確認するとメールが届いているので翻訳してみた。リンクをクリックして、メールをアドレスを認証すれば登録作業は完了。
登録作業は終わっていても簡単なゲームをしないといけないようだ。キーボードの↑↓で左側にバーを動かして、エアホッケーのようなゲームをやらされた。
リカバリーコードを入手しておく
ウォレットとしてはすぐに使えますが、何かあったとき復旧できるようにリカバリーコードを入手しておきます。右上のセッティングをクリックして、Save rescue kit から行う。
Save rescue kit をクリックするとPDFファイルがダウンロードされます。
PDFに記載されているリカバリーコードを入力して、Verify rescue kit(レスキューキットを確認する)で完了。
成功!レスキューキットを保存しtました。これで復旧できるようになったわけですが、逆にPDFが流出してしまうと、だれでも使えてしまうため、保管はしっかり行うこと。
クレジットカードでイーサリアム(ETH)を購入
ウォレットにイーサリアムを追加するには、+から。
普通にアドレスに送金することもできますが、クレジットカードでも購入できるようなので試してみます。上部の Get startedから。
購入は、Simplex(シンプレックス)経由になるようです。購入には最低$50 米ドル以上が必要。手数料は、200ドルを超える購入には、5%。200ドル以下の購入だと、10ドルとなる。試しに、0.2ETH を入力すると52.25米ドル(当時のレート)で購入できそうです。
次にメールアドレスや電話番号など、必要事項を記入します。ページはChromeで翻訳して表示していますが、入力はすべて英語表記で。
入力したメールアドレスにメールが届いているので認証するのと、電話番号の認証の2つが必要。ここで、SMSで4桁のコードも届いて、入力に時間をかけてしまっていたら、電話がかかってきた。日本語の自動音声でも認証コードを教えてくれました。
認証が完了するとクレジットカードの入力。試しにプリペイドのクレジットカードを入力してみたところ無理でした。楽天カードでは大丈夫なようです。
そして、本人確認の登録。初めに運転免許証で登録してみたところ、自分の場合は無理でした。もしかしたら何かミスっていたのかもしれませんが、パスポートで再チャレンジしてみたところ、すぐに完了。
VISA認証サービスのパスワードを入力して処理中となります。
しばらくすると、Dapperに反映されていました。時間はそんなにかからないようです。購入したのは0.2ETH ですが、手数料分が引かれて反映されています。必要な数量が決まっているときには、少し多めに購入した方が良いようです。
クレジットカードで購入するメリットとデメリット
クレジットカードで購入するメリットは、仮想通貨取引所のアカウントを持っていなくてもすぐに購入できるところ。また、イーサリアムの価値が上がりそうな時も手っ取り早く購入できる手段になる。
デメリットは、日本語対応ではないため面倒なのと、手数料が高いこと。50ドル分購入しても10ドル分は手数料として取られてしまうため、40ドル分しか購入できなかった。200ドル以上の購入になると、手数料は5%。
イーサリアムの価値が安いときに購入するなら良いかもしれないけど、素直に仮想通貨取引所で購入したほうが良いですね。
ガス代無料なのがスゴイ!
Dapperはクレジットカードでイーサリアムが購入できるというよりも、 Ethereum Network を利用するときやデイリーボーナスを獲得するときのガス代(手数料)がかからないというのが凄いところ。
実際にマイクリでデイリーボーナスを獲得してみると無料で処理されていた。これからPCでブロックチェーンゲームを始めるなら、ウォレットはMetaMask (メタマスク)でなくDapperにしておいた方が良さそうだ。
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