
2023年5月からSBI VCトレードでイーサリアム(ETH)のステーキングが始まりました。分散していた資金を集めて試したところ、1ヵ月で0.01ほど増量した。
SBI VCトレードのステーキング
SBI VCトレードでは特別な申し込み不要で、対象となる暗号資産を保有しているだけで毎月自動的に報酬を受け取れるステーキングサービスを行っています。他の暗号資産取引所でも、貸し出して報酬をもらうレンディングをやっているところはあります。ただし、これには申し込みが必要で、途中解約はできない、もしくは解約手数料が発生するデメリットがあります。ステーキングならば保有しているだけ、引き出しも可能というのがメリット。あまり動かさない資産があるなら、SBI VCトレードに集めてしまっても良いかもしれません。
対応している通貨と報酬率
- イーサリアム(ETH):年率2.0%~5.0%
- ポルカドット(DOT):年率18.0%
- カルダノ(ADA):年率2.9%
- テゾス(XTZ):年率3.2%
- ソラナ(SOL):年率5.0%~7.0%
- アバランチ(AVAX):年率5.8%
報酬予想額は年率で表示され、間近1ヵ月の実績値となり変動します。イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)は5月から開始したばかりのため年率の幅がある。公式サイトに掲載されている数値のためそのうち更新されるかと思います。
イーサリアム(ETH)の報酬額

報酬額の確認方法は、SBI VCトレードアプリの右下メニューから、履歴→入金履歴→通貨を選択すると表示されます。6月7日に 0.01059 ETHが入金されているのがステーキング報酬です。保有資産 4.809971 ETHに対して、手数料(配分ステーキング報酬の25%)が引かれて、実質受け取ったのがこの額になる。これを年率で計算してみると2.64%ぐらいですね。
0.01059 / (1 – 0.25) = 0.01412 ETH
手数料を引かれる前の報酬額を計算してみると 0.01412 ETHになる。25%は大きいですが、放置で増えていくし貸しコイン(レンディング)よりも貰える報酬は高いため気にすることはないのかも。

ステーキング簡単受取シュミレーションをしてみると、4.7%で0.01412 ETHに近い数値になりました。公式サイトが更新されたらこの値になるのかも。実際にはもらえたのは年率2.64%なのであまり期待はしすぎないこと。
日本円で考えると
イーサリアム(ETH)の価格を25万円とした場合、4.8 ETHのステーキング報酬は月に2,500円ほどになる。年計算だと3万円という額になり、放置でこれだけ貯まるのであればよい結果なのではないでしょうか。ただし、毎月の報酬額は変動するためこれよりも少なくなるかも。またイーサリアム(ETH)の価格が下がらなければの話です。
逆に価格が倍になったとしたら、報酬額も倍になるため期待したいところですね。下がってしまった場合でも損失が少しでも補えるのはメリット。SBI VCトレードにまとめておくと良いかも。
ステーキング報酬は減ることもある

ステーキング報酬は、毎月一定ではないという認識はしておきたいところ。利率が一定であればもらえる報酬額は複利で少しづつ増えていくはず。アバランチ(AVAX)のステーキング報酬を見ると6月は利率が減ってしまっています。まぁ数量的には減ることはないため気にする必要はないのかも。期待はしすぎないようにということです。
ポルカドット(DOT)は年率18.0%
ポルカドット(DOT)の年率は18.0%とかなり魅力的。投資資金に余裕があり価格上昇に期待するなら購入するのも悪くないかも。ただし価格が下がってしまうリスクもあるため、もらえる報酬が多くても資産価値が目減りしてしまっては意味がないです。投資はあくまでも自己責任で。
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